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ジプシー・キャラバン

b0101106_0291152.jpgある夜、エサレンのロッジで友人たちと話をしていたら、背が高くて、とても素敵な女性が声をかけてきました。「あなた日本人?さっきちょっと日本語が聞こえたのだけれど、もしよかったら、これ何て書いてあるか教えてもらえないかしら?」と彼女はパソコンを指してちょっと困った様子。「私にわかることであれば・・・」と答えつつも、わかるかしら?と思って画面を見てみると、日本語でのメッセージ(笑)。内容を伝えてあげると、ほっとした様子。
でも、私の中にはたくさんのクエスチョンマークが。「どうして日本語使用のマックを使っているの?」と聞いてみると、滞在先の日本で壊れて、インストールしなおしたとのこと。また家に帰ったら再インストールするつもりということで、納得。
「あら?ということは、エサレンに来る前は日本に?」と聞いたら、何と映画のプロモーションで日本につい昨日まで滞在していたとのこと。「日本での予定を早くに終え、今はお忍びでエサレンに来ていて、アメリカのみんなはまだ私が日本にいると思っているの。」と。「その映画であなたは何をやっているの?」と聞いてみると、返ってきた答えが「監督」。まさか、そんな答えが返ってくるとは思っていなかったので、ちょっと驚きでしたが、内容を聞いてみると、とても興味深い内容。日本のプロモーションで使ったチラシもいただきました。(「何て書いてあるかわからないんだけれど(笑)」といいながら渡してくれました)

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以下『ジプシー・キャラバン』の公式サイトより~

祖国も権力も持たない彼らが、生きるために与えられたものは「音楽」だった

インドに期限を持ち11世紀から全世界に散らばったジプシー。今なお続くロマ/ジプシーへの言われ無き差別と迫害の中で、彼らが奏でる音楽は強靭な響きを持っている。カメラはスペイン、ルーマニア、マケドニア、インドの4つの国の5つのバンドが6週間を掛けて北米の諸都市を廻る”ジプシー・キャラバン・ツアー”を追い、それぞれのミュージシャンのルーツを訪ねる。(中略)それぞれの場所で重ねてきた年月が、ステージの上でひとつになり、圧倒的な力で心を揺さぶる。音楽を通して、人間が生きていくことの本質的な悲しみ、そして喜びが映し出された感動のドキュメンタリー。

運命を祝福せよ!音楽とダンスの渦で

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日本に帰ったら必ず観て、メールをすると約束した私。
関西でもやっと公開です(3月1日より)
とっても気さくでユーモアのセンスがあって素敵な彼女の作品。とても楽しみにしています。
皆さんもよかったら劇場まで足を運んでみてください。

『ジプシー・キャラバン』公式サイト
by bodyuniversal | 2008-02-29 09:03 | エサレン | Comments(0)

素敵な出会い

b0101106_23573424.jpgモントレーからROUTE1を南に下ってエサレンに行くのですが、その途中にポイントロボスという国立公園があります。
エサレンに行くその朝に友人たちと訪れました。
車をとめて、小道を歩いていくと、目の前には海が広がり、それはそれは美しい風景なのですが、今回は驚いたことに、目の前に、野生の鹿が現れました!!というよりも、ずっとそこにいて草を食べていたんですが、近くに来るまで私たちが気づかなかったんですね。私たちに驚くでもなく、もくもくと草を食べていました。私たちはお食事の邪魔をしないように、小さい声で感動を分かち合いながら、写真を取らせてもらいました。
by bodyuniversal | 2008-02-28 23:53 | Comments(0)

ペリー&ヨハンナのディープボディワークⅣ

あっという間に2月も終わろうとしていますね。ブログのほうもかなりお休みをしてしまいました。その間に、エサレンのクリスティン・プライスのゲシュタルトのワークショップがあり、4年間通い続けてきたホメオパシーの卒業試験があったり、確定申告の準備など忙しくしておりました。
b0101106_2205575.jpgさて、かなり昔の話になってしまいましたが、1月のエサレンでのお話をちょっとしたいと思います。
今回参加したクラスはペリーとヨハンナの『Deep Bodywork IV』です。日本でもディープボディワークをシリーズ化して行っていますが、それの4回目。今回新たに学んだ場所は、横隔膜、肋骨を含む呼吸器周辺。そして復習と少し新しいアレンジを、首と背中のワークで学びました。クラスはペリーにしては少なく30名程(!!)。場所はダンスドームで行われました。クラスメートの半分以上はペリーのリピーターで、中には同じクラスを何回も受けている人たちもいます。以前のクラスで出会った友人たちもいて、とってもアットホームな感じで、居心地のいいクラスでした。
復習の背中のワークなどは練習を重ねているせいか、自信を持って圧をかけてゆっくりとアプローチをしていけるのですが、初めての横隔膜へのアプローチはドキドキでした。ペリーが手で誘導してくれると、するするっと指の第一関節と第二間接の間くらいまでは肋骨の下に隠れて見えなくなるのですが、ひとりですると、大丈夫かなと恐る恐るアプローチしてしまいます。そんなときは「受け手に聞くのが一番」とペリーが言うように、聞きながらやるのですが、やはりドキドキしてしまいます。横隔膜から肋骨のほうへクリンと上がり、肋骨を一つ一つ広げていくよう鎖骨-肩へとアプローチをしていくと、受け手側はどんどんと胸が広がり、呼吸がしやすくなります。
練習中、私のパートナーのティアがペリーにこのワークについて質問をしたのですが、ペリーが説明しながら私の横隔膜にアプローチをしていたところ、何か気になったようで、私のお腹にアプローチをし始めました。すると、お腹から何かが湧き上がってきて、体中の血液がお腹に集まってきて、手足が少ししびれた感じがしました。焦らずにゆっくりと深い呼吸をしながら、その状況を見守りました。ティアが練習を再開したあとも、その動きはゆっくりと続いており、私の中が(外?)変化し始めているのを感じました。
お腹のワーク。これはどんなひとにとっても深いワークになりやすい場所なのですが、私には特別な意味があります。私は病気をして、お腹を切って以来、何となく見ては見ぬふりをしてきたところなのです。何となく触ってはいけない場所。身体の一部でありながら、取り残されていた場所でした。
11月に女神山でのワークショップの中で、私は驚く体験をしました。それは、ちょうど大腰筋のアプローチを習っていたときでした。ペリーがひとりひとりのテーブルを回っていたところ、私たちのテーブルにもやってきました。大腰筋のアプローチはちょうど切った傷の上から行わないといけない場所に位置していました。ペリーがそこを触った途端、激しい痛みに教われました。(傷はもう5年以上は経っています)彼は、少し手を緩めて私の呼吸を見ながらアプローチをしているのを感じました。私は怖いながらも、彼の手に対して信頼がもてたので、ゆっくりと呼吸をしその手とともにその場にいました。そうすると、何とお医者様が手術のときにメスを入れる瞬間を思い出したのです。そして、「やめて!」と思っている自分も。そして、目から涙がたくさん溢れてきました。
そのときは全身麻酔をしていたので、記憶があるはずがないのですが、身体は覚えているのですね。恐怖が全身を駆け巡るとはこのことを言うのか、というほどの恐怖を思い出してしまいました。怖かったのですね。今まで我慢してくれてありがとう、私のお腹さん。
b0101106_23111735.jpgその後は、傷の周りに固まっていた細胞も少しずつほぐれてきています。今回はエサレンでペリーのセッションも受けたのですが、そのときも勇気を持ってお腹にもアプローチをしてくださいとリクエストしました。やはり、お腹を深く触られると、まだまだ恐怖などの体験が残っているようで、そこからいろいろなものが溢れ出し、胸が渦を巻いているようにぐぐぐっと動き、涙が出てきます。(痛くはありません)今は、その傷、そしてその周辺もずいぶんとやわらかくなってきたようです。ペリーも驚いていました。そして、最近は今までよりも自分の身体の一部になったような感じがします。まだまだぴったり感はありませんが、少しずつ、ゆっくりと癒していけたらなあと思っています。

話が思わぬ方向へ行ってしまいましたが(笑)。今日はこのあたりで終わりにします。
by bodyuniversal | 2008-02-25 23:13 | エサレン | Comments(0)