サークル

b0101106_18121211.jpg先日のペリーのワークショップのある日のムーブメントのクラス。「思い思いの方向へ歩いてみよう!」「前、後ろ」「右、左」「ななめ、くるっと回ってみたり、時には早く、時にはゆっくりと・・・」とペリーの声。私たちは音楽とともに動きあう。ぶつかりそうになることもあるけれど、相手の動きを見ながら自分のペースとスペースを保つ。時には相手に道を譲ることもあれば、譲ってもらうこともある。それもほんの1秒にも満たない間ににそんなことをやっている。
そんなことを続けているうちに私の中にふと、「あ、これは世界の縮図だ」という考えがやってきた。クラスの中で、皆それぞれ自分の行きたい方向へあちらへこちらへと方向を変えながら歩いている。時にはある人と出会い、そして別れる。それぞれが思い思いに歩いているように見えながら、お互いが影響し合い、全体としても動いている。みんながつながり、ひとつである感覚。そう思った瞬間、涙が出ていた。
私はワークショップの中のサークル(みんなで輪を作って座り、今自分の中で起こっていることを話したり、ワーク中に感じたことを話したり、質問などシェアをする場所)が好きだ。笑ったり、泣いたり、怒ったり、混乱したり、何も言えなかったり・・・それぞれの中でいろいろなことが起こる。ペリーはそんなとき、すぐにその人に助けの手を伸べたりはしない。その人を尊重し、スペースを持たせ、ただその人ともにそこにいる。それがどれほど難しいことであるか・・・。でも、そういう状態が相手が自分自身で気付き、癒されていくという過程をもたらす。それを何度となく目にしてきた。
サークルの中で起こること。それはその人だけに起こっていることではなくて、そこに居合わせた私たちみんなに起こっていること。ある人の言葉にこころ動かされることは少なくない。そういった見える形のものでなくても、しっかりとその輪のメンバーはつながっている。そして一人ひとりが大切な役割を負っているように思う。小さなサークルではそんなことに気付いたりするけれど、きっともっと大きな世界でもそのように私たちはつながり、影響しあっているのだと思う。

写真:先日のペリーのクラスから。みんなで囲んだ素敵な輪。万華鏡みたいでした。
by bodyuniversal | 2008-11-26 19:58 | エサレン | Comments(0)
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