ペリーのディープボディワーク

b0101106_23204659.jpgペリーのクラスはいつも朝の瞑想から始まる。初日の瞑想の時に彼はこんなことを言っていた。
「Awareness(気づいていること)とThinking(考えていること)の違いをわかりましょう」
瞑想をする時、呼吸に意識を向けるように言われる。入っていく息。出ていく息。そしてそれぞれの間の時間。その4つの流れに意識を向けていく。いつの間にかいろいろ映像を見ていたり、考え出したりしたら、それはシンキングの状態。それから逃れようと(thinkingからさらにthinkingへ移る)するのではなく、その状態に気づいていること。その二つの違いを理解する。
「inner skin (皮膚の内側)を感じてみよう」
どうやって自分は皮膚の内側を感じているのだということが分かるのだろうか?
自分の皮膚の内側(内側の空間)をわかるということがアウェアネスの状態になっているということ。そしてこのことを使ってクライアントに触れていくということ。

毎日の瞑想もひとつひとつがマッサージへと繋がっていく・・・。

マッサージのクラスの中でのペリーの言葉から。
「ディープボディワークを行う時に流れるような静けさの中で動いていくこと。生きている物すべてはこういった流れと静けさのコンビネーションが好きである(それぞれの中にそういったものがあるから)」

「ディープボディワークは受け手にゆっくりと関わっていく。早く動きすぎると、受け手が学ぶ時間を与えない。早く動きすぎると筋肉の機能的にはリラックスをもたらすことはできるが、神経的にはリラックスできない。」
「モーシェ・フェルデンクライスが言っていたように『comfort (快適さ)』が鍵である。快適さを得て始めて人はリラックスし、自分に自由に注意を向けることができる」

今回はヨガのクラスでyinyoga(陰ヨガ)を何回か行った。この陰ヨガとディープボディワークなかなか似ている。陰ヨガは同じポーズを長い時間ホールドすることによって、普段伸ばすことの難しい内側の筋肉を伸ばしていく。このホールド(同じポーズのままでいること)している時、呼吸を意識的に行い、伸ばしている筋肉を意識する。そして、その状態を保っていると、どんどんとその部分が溶けていくように緩んでくる。その身体の部分に意識を向けていると、私自身がその筋肉そのもののような錯覚に陥ることもある。
ディープボディワークも同じである。施術者が働きかけている筋肉に注意を向け、呼吸を入れていく。そうすると、自分の内側に意識が向き、そこにある状態を少しずつ受け入れていく。時には他の事は何も考えられない、100%意識がそこにある状態とでも言ったらいいのだろうか。あの瞬間が私はとっても好きだ。自分の呼吸と意識をもって自分の内側に旅する瞬間。

そして何度もディープボディワークを受けていると、手を当ててもらった瞬間から、施術者の手を使って自分の筋肉を緩めようとしたり、自分の中を探求するということを自動的に行うようになっているのに気づく。マッサージを受けることで、身体自体がいつの間にかいろいろと学び、進化しているようで面白い。

意識をもって呼吸とともに関わっていくこと。自分の内側を感じていること。深い深い世界への第一歩。
by bodyuniversal | 2010-05-31 23:52 | エサレン | Comments(0)
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