触れるということ

b0101106_8533411.jpgフィンドホーンでの最終週の中で、生徒30人がそれぞれ二人一組になって、先生と私達にロングストロークを5分ずつ行うというクラスがあった。私達はマッサージテーブルの上に横たわり、生徒が耳元で名前を告げ行っていくというもの。
フォーハンズのマッサージを一度に15組続けて受ける・・・同じストロークを左右で行う組、各々が好きな箇所を行う組といろいろであったけれど、30人誰一人として同じタッチはなかった。手の温かさ、大きさ、スピード、プレッシャー(圧)・・・本当に千差万別。タッチの中にその人の個性が光る。そして30人それぞれのタッチが、肌を通して私の深いところに記憶された。最後の週だったこともあり、クラスの皆から祝福を受けた、そんな感じがした。
触れるということは本当に奥が深い。クラスの中で見ていると、この人はこんな感じだろうなと予想することはできる。でも本当のところは、その人が触れるまでわからないものである。今回もそのような予想を裏切られる驚きがいくつもあった。触れられた瞬間にその人と再び出会う、そんな感じもした。触れることは本当興味深い。しっかり物理的には触っているのに施術者の手と私の間に隙間のような距離を感じることもあれば、ただ触れているだけなのに身体だけでなくその周辺のエネルギーが動き出すのを感じることもある。そして、身体のずっとずっと奥まで施術者の手の温かさが届くこともある。そしてまた、その触れた手が過去の記憶を呼び起こし、解放することもある。
触れるということを深めていくのはある意味、終わりというものがない。技術だけ覚えれば良いということではない。私達のその時の状態そのものが現れてくる。エサレンの先生であるブリータの言葉が印象的で今でも覚えている。『私達施術者は自分が行ったことのある深さまでしかクライアントを連れて行くことができない。』
本当にそのとおりだと思う。でも、残念なことに私たち自身は自分のタッチというものを直接感じることができない。その上で、より向上させていくということ・・・・えらいものに興味を持ってしまったのかもしれない(笑)。
by bodyuniversal | 2009-08-06 11:36 | エサレン | Comments(0)
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